商品を世に出す前の注意点【重要】

• 意匠等の出願前に、秘密を守ってくれる関係以外の人に、１人でも物を見せたら、
  権利化が出来なくなります。

  NGの例

  出願前に展示会で発表した。

  出願前にブログに写真を掲載した。

  出願前にサンプル出荷を開始した。

  OKと考えられる例

  製造元に秘密を前提に試作を依頼した。

  新聞社の取材を受けたが、新聞掲載は出願の後。

  商品の完成前の段階で、ご相談ください。
  尚、出願前に公開等してしまっても救済される場合があります。
  あきらめずに、ご相談ください。

  商品のデザイン設計を、外部の業者に委託する場合も多いと思います。その場合、依頼の状況によっては、意匠登録を受ける権利の譲渡を受ける必要が生じる場合もありますので、ご注意ください。

• 職務発明の把握
  社員が職務上の業務としてデザインを生み出した場合には、職務創作として会社が出願人になることになるのが一般的です。 但し、会社と社員との間に、適正な話ありなり準備がなされていないと、トラブルの原因になります。